こんにちは!山田です。
世の中にはたくさんのマーケティング理論があります。
日常生活でも、そういったマーケティング理論に遭遇する機会がありますが、人は知らず知らずそういった戦略に触れ、商品を購入したり、来店したりしています。
人を無意識に動かす広告(や、それに代わるもの)がそれくらいたくさんあるということです。
さて、本日は都市伝説?と言われているあるカフェのお話をしたいと思います。
フランスであるカフェに行ってみた
みなさん、カフェにはよく行かれますか?
私は、仕事の都合上よくカフェを利用させていただくことがよくあります。
どのカフェも、お客さんを呼び込むための施策やリピーターになってもらうための施策がところどころに見受けられます。
その中でも、ス○ーバッ○スさんのお話が大変興味深かったので、ご共有させていただきます。
アメリカはワシントン州シアトルで1971年に生まれたこのカフェは、今や世界規模に展開する大手チェーン店となっていますが、お客さんとのコミュニケーションの秀逸さには毎回、はっとさせられることがあります。
というのも、私がフランスでこのお店を利用させていただいた時に、店員さんに名前を聞かれたから。
当時、24歳くらいだったコテコテの日本人の私は、警戒心丸出し、世界の常識知らずも丸出しで、名前を伝えるのを戸惑った覚えがあります。
なんで、名前を言わないといけないんだろうと、当時は訝しげに思っていました。
ただ、出てきたプラスチック製のカップに自分の名前とメッセージが書かれたいた時に、なんともフランス人とコミュニケーションをとれたみたいで嬉しくなったものでした。
それだけで、商品以外の喜びを提供できることはとても素晴らしいことですが、今回お伝えしたいのは、店員さんがお客さんの名前とメッセージで親密さを与えていて、リピーターになってもらう集客戦略のお話ではありません。
なんと、受け取ったカップの私の名前部分に『AMADA』と書かれていたのです。(私は、山田です。)
「あれっ、聞き取れなかったのかな?」
と当時は気にも止めなかったのですが、
先日、私の友人が久しぶりにス○ーバッ○スさんで飲み物を買ったことをSNSで投稿していました。
そのカップにはなんと、
『Have a good bay』 と書かれていたのです。
「bay? dayじゃなくて?」
“間違い”を集客に変える戦略?
調べてみたところ、これはス○ーバッ○スさんの戦略?らしく、
間違えて名前を書いたりすることで、SNSに投稿することを狙っているようです。(一部では都市伝説化していて真相は定かではありません。)
「なるほど、そういう手があるのか!!!」
で、ス○ーバッ○スさんとしては、ただ字を間違えるだけで、勝手にSNSで商品の宣伝を行ってもらえて、さらなる集客が見込めるということ。
競合他店では、丁寧にチョークアートまでやって、
『SNSで投稿してくれたら、チケットあげます』的なことをやっているのに対して、ス○ーバッ○スさんは賢い。
人はギャップに、反応しやすいことを心得ていると思われます。
こういった手法を取り入れているんじゃないかと、山田が勝手に思っていることがあります。
周りと同じだと目立たない、一文字見えない、それがいい
突然ですが、下記の画像はなんて読めますか??
これって、読めないわけではありませんが、同じようなネオンサインが並ぶ歓楽街などで、一件だけこのようになっていたら、目立ちませんか??
少なくとも、何て書いてあるのか想像しちゃいますよね??
たいしたことは書いてないのに、読みたくなってしまう。
この人間の心理を応用したうまい広告手法のように思われます。
とにかく広告を人の目を引かないといけません。気にしてもらわないといけません。
それは、看板広告やチラシ、パンフレット、ウェブ広告でも同じです。
弊社シラロップは、広告がどこに配信されるのか、どこに置かれるのか、そこの周りの環境はどうなっているのか、誰が見るのかなど、
環境要因やカスタマージャーニーをしっかり見極め、効果が出るクリエイティブをご提案いたします。
人は見えないから、想像してしまう
古来より、不完全であることは人の想像力を掻き立ててきました。
そういう意味では、作品(クリエイティブ)を本当の意味で完成させるのは、クリエイターではなく、ユーザー側(お客さん)側なのかもしれません。
お客さんに響く、広告。
常にいろんな分野に学びがあり、楽しい毎日です。
シラロップ合同会社は、東京都千代田区台東区、長野県の東御市を拠点に、効果の出るウェブ制作や広告運用をさせていただいています。
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